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二十一世紀情報産業
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21世紀情報産業ネットワーク協同組合
理事長だより:NET21ワールドレポート
2007/10/31(593)
 先週は、京都から染織の野村富造さんたちがきて、無門塾を やってくれた。偶然に友達が、京都在中の詩人を連れて遊びにきた。その詩人が天真庵に入ってくるやいなや、「ここは京都の風が吹いていますね」って、にこやかにいった。

2階のギャラリーにいって野村さんを紹介したら、間接的に「縁」のある人だった。二人とも黒谷の不思議なぼうさんのいる寺でイベントをやったことがあることがわかった。不思議なことだけど、私もそこでの「梅見会」で、蕎麦を打ったことがある。その奇僧?が、朝はやく梨木神社の名水を汲んできてくれて、それを使って打ったことがある。

奇僧といえば、博多の仙崖和尚。先週「仙崖展」に出光美術館にいってきた。没後170周年とあって、作品も人もすごい数だった。

何度も見てきたけど、自分がおかれている立場とか、年をとっていく分、彼の絵や書が違って見えてくる。 出光興産の創業者、出光佐三は、門司で創業した。功なし、名を遂げて、美術品を集めた、と思われているけど、創業当時から骨董やに通い、仙崖の作品を集め、それを 部屋に飾り、従業員といっしょに、味わってきた。

とくに最初に出合った「布袋さんが、月を指差し、子供がそれを見ている絵」が好きだったみたいだ。禅問答みたいだけど、布袋さんは月を指差し、子供にそれを見る ように言っているが、子供は月ではなく、布袋さんの指を見ている。親子、夫婦、社長と社員・・・みな通じているようで、通じていないものだ、ともいえるし、人はみな、目先のことばかり見ていて、全体が見えない、ともとれる。170年たっても、あまり人間 は進歩していない、とも見える。

カエルが座禅している絵に、「座して仏になれるなら、私だって仏になれる」といったような書。カエルが池のはたに座っていて、「古池や芭蕉飛び込む水の音」と書いたのは、いつ見ても笑ってしまう。でも、よくよく考えてみると、パロディーなものの中に深遠な真実 みたいなものが見えてくる。

明日から11月。14日の無門塾は、福島の過疎の村を再生させた、凄腕の村長http://www.webinfo.co.jp/izumizaki/repoto/koryu071011/koryu071011.htmlがやってくる。

みんな「次の一手」を、煩悶しながら考えている今日このごろ。「ひとり」が無欲な志をもって動きだすと、ウェーブがおきる。その「無」になるのが、みんなの修行。

感謝/野村拝


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