トップページへ
ネット21とはのページへ
会員一覧のページへ
無門塾のページへ
理事長だよりのページへ
人を偲ぶのページへ
その他の活動のページへ
リンクのページへ
お問合わせのページへ
二十一世紀情報産業
ネットワーク協同組合
170-0012東京都豊島区
上池袋4-12-13 2F
電話03-5567-0930
Fax03-5567-2618
21世紀情報産業ネットワーク協同組合
理事長だより:NET21ワールドレポート
2007/01/17(552)
 新しい年の一月も半分が過ぎました。猪年のスタートはうまくきれたでしょうか。 何年か前に「下向きかげんな時代」みたいなことがいわれていましたが、ほんとうに下向きの時代が長いですね。どこかで猪突猛進しないと、「壁」がやぶれないような気がする。

直向(ひたむき)のことを、下町の江戸弁では「したむき」と発音します。江戸の人は「ひ」が発音 できない、とずっと思っていたんですが、王選手が時々飲みにきていた、そしてそこの主人が亡くなって、縁あって「新天真庵」のカウンターをいただいたお店は「百尺」というお店でした。
  下町のひとは「しゃくひゃく」 と発音します。ヒの発音もできるんですね。日本語はほんとうにおもしろいですね。 「長屋茶房・天真庵」にこられて、珈琲を注文される場合は、「コーシー・クダサイ」といってください。

建築家の中西君がリーダーで、林君、みかん君が中心となって、長屋の改装も順調に進んでいます。 日ごろは彼らの作品をみながら、談論風発をしてきたけど、長屋の天井や床をはがしたり、ごみを運んだり、すすけた顔で、同じ窯の飯や、同じポットの珈琲をいただいたりすると、頼もしく見えたり幸せな一体感がでてくる。
  コーヒーカップ、机、椅子、柱、家、そして人・・・これらは、みんな建築物と同じようなスパイラルな存在。 地獄の特訓もいいけど、毎日の日常のなかで「なにか、美しいものをつくりあげていくこころ」みたいなものが、今の社会や、会社には、皆目みあたらないのでは、なかろうか?総務のやりておばちゃんが「経費節減」ということを旗印にして、契約した「オフィスコーヒー」を、プラスチックのコーピーカップで飲んでいても、その一杯のコーヒーからは、ひとかけらの夢の香りもしないのではなかろうか?
缶コーヒーを飲みながら、八代あきを聴いて泣ける・・・暖冬とはいえ、寒くなる。

昨日は、下町のお世話人のKさんに、とあるおばあちゃんの家を紹介してもらった。アパートが一室開いて いて(4畳半)、その下にある20坪くらいの土間を使っていい、という話。それで、家賃が5万円くらい。そこは、昔そのおばあちゃんの連れ合いが、ガラス工場をやっていたところ。
  「資生堂の化粧品(ケヒョウシン) をやっていたころは、よかった」というおばあちゃんの目が、とてもきれいだった。「ここで、また何か、美しいものをつくってくれるんだったら、安く貸すし、ベッドもつくるよ」と元気に笑った。

仕事は一時間おくれたけど、明るい未来が見えたような気がした。 「人情」・・・・・人の情けって、すごい力がある。置き忘れてはいけないものを、学んだ。

感謝・野村拝


▲ページのトップへ
Copyright (c) 2005 NET21. All rights reserved.